
都心から少し離れた場所にある、江戸川区の葛西駅。このエリアは知る人ぞ知る、「リトル・インディア」。約2,000人のインド人が暮らす、日本で最大のインド人街なんです。本場の味が堪能できる、おいしいインド料理店がたくさんありますよ。もちろん他にも、駅周辺には様々なジャンルの飲食店が多く建ち並び、24時間営業のスーパーもあって買い物には困りません。さて、テイクアウトするフードが決まったら、早速出かけましょう!
葛西駅周辺のおすすめテイクアウトスポット|地下鉄道博物館

一つ目のスポットは、葛西駅の副駅名にもなっている「地下鉄道博物館」。「ちかはく」とも呼ばれています。葛西駅の高架下にあり、駅の中央改札を出て環七通りにある横断歩道を渡ると、徒歩1分で到着。雨の日も濡れずに行けるのが嬉しいですね。料金は大人が210円、小人が100円とリーズナブル。営業時間は午前10時から午後5時まで。休館日は基本的に毎週月曜と年末年始(12/30~1/3)です。
この施設は、地下鉄の歴史や技術の展示があったり電車運転のシュミレーターができたりと、地下鉄について楽しく学べます。千代田線のシュミレーターは電車の揺れも体感できるとあって、子供たちに大人気。特に土日は混雑して順番待ちになっています。実際に走行していた車両の展示や、昭和初期の銀座線ホームを再現した空間もあり、大人も十分見応えがあります。この施設自体が電車のように細長い形をしていますが、その一番奥の部分にある休憩コーナーが飲食持ち込みOK。長椅子や丸テーブルが設けられています。飲み物とお菓子の自販機もあるので、ドリンクをテイクアウトし忘れても大丈夫。座ってご飯タイムをゆっくりと楽しみましょう。
駅からアクセス抜群のこの施設で食べるなら、テイクアウトするお店も駅周辺で選んでみませんか。葛西駅高架下にある「葛西メトログルメ・ショッピングセンター」はレストランや喫茶店、ファストフード店が軒を連ねています。コンビニや雑貨店、書店や百円ショップもあって、ちょっとした買い物にも便利ですよ。ここで好きなものをテイクアウトして、「ちかはく」で遊んで、休憩コーナーで食べる。楽しみは全部高架下で!なんて大げさですが、あんまり歩きたくないなぁ、天気も悪いし…なんて日に、移動距離が少なくて済むのはありがたいこと。あなたも高架下で楽しんでみてはいかが?
葛西駅周辺おすすめめテイクアウトスポット|ファミリーセンター東京ベーテル

次は、乳幼児連れの親御さんに大人気の子育て施設「ファミリーセンター東京ベーテル」です。主に0歳から3歳までの乳幼児と、その保護者の方が利用対象です(子連れのスポット以外を探している、という方は3つ目のスポット紹介へ飛んでくださいね!)。駅から環七通りを南へ下り左折、住宅街を進むとアパートが建ち並ぶエリアにこの施設があります。所要時間は徒歩で15分ほど。目印になるような大きな建物や公園がこの施設の周りに無いので、スマートフォンなどで経路検索して行くのがオススメです。開設日と時間は日によって異なり、月・火・水・金曜は午前10時から午後4時まで、土曜は午前11時から午後4時まで。休館日は毎週木曜と日曜です。利用料金は、お子さん、保護者一人につき各100円で、3人以上は1家族で200円。お手頃価格が嬉しいですね。よく利用する人のために、回数券もありますよ。
ここは2階建ての建物で、玄関でチャイムを鳴らすと職員さんが対応してくれます。1階は遊ぶスペースで、お子さんと一緒に楽しく過ごせます。プール遊びやハロウィン、クリスマス会など季節の楽しいイベントも催されています。そして2階に、飲食できる部屋があります。小さなお子さんを連れての食事はなかなか大変ですよね。例えばレストランで外食した場合、お子さんが食べられるメニューはあるか、泣いたりぐずったりして他の人たちに迷惑をかけるかも、と気になることがたくさんあるもの。かといって家で食事をするのはいつもと同じで味気ない…。そういうときに、ここへ来てみませんか。お子さんが大好きなお気に入りのお店でテイクアウトして、1階でめいっぱい遊んだあと2階のお部屋でランチタイム!授乳室やおむつ交換スペースもありますし、食べて眠くなったお子さんがお昼寝できる部屋まであります。遊び足りなければ、食べ終わった後また遊ぶのもいいですね。
フードコートがあるような大規模なショッピングモールと違って、この施設はこぢんまりしているのも良いポイント。授乳室やおむつ交換スペースを探すため、長い距離を歩かなくてもいいのがありがたいですね。職員さん方もとても親切なので、お友達のお家へ遊びに来たような感覚で楽しめるはずです。
葛西駅周辺のおすすめテイクアウトスポット|葛西臨海水族館

最後のオススメスポットは「葛西臨海水族館」です。開園30年を迎える、幅広い世代に人気の水族館です。マグロが回遊する巨大水槽や、国内で最大の規模を誇るペンギンの展示など見どころが多数あり、1日かけてゆっくりと楽しめますよ。営業時間は午前9時半から17時まで、毎週水曜日と年末年始が休館日となっています。利用料金は一般の方は700円、65歳以上は350円、都外の中学生は250円。小学生と都内在住の中学生は無料です。入園料が無料になるお得な日は、5月4日のみどりの日、10月1日の都民の日、10月10日の開園記念日です。
この水族館がなぜオススメのスポットなのかと言うと、持ってきたお弁当をレストランに持ち込んでもいいから、です。…え?レストランに持ち込みOK?って聞き返したくなりますよね。だいたいのアミューズメントパークは持ち込み不可ですが、この水族館の1階にあるレストラン・シーウィンドには、「こちらはお弁当持込スペースです。」と書かれた案内板が。お弁当持ち込みOKのエリアは、レストランの料理を食べるお客さんの席と分かれていますので、店員さんに聞いてみるといいでしょう。また、東京湾が見えるテラス席でも持ち込んで食べられます。潮風が吹いて気持ちがよく、晴れた日には最高のスポットですよ。このレストランのほかにも、水族館内にはレストハウスはテントデッキなどで飲食可能で、雨が降った時でも濡れずに食事を楽しめます。
テイクアウトして水族館で食べるなら、どんなジャンルの料理でも合いそうですが、個人的にはお魚料理以外がいいのでは?と思います。悠々と泳ぐ魚たちを観た後に魚を食べる気になれなくて(と思うのは筆者だけでしょうか?)。観るのと食べるのは別、焼き魚定食でも海鮮丼でも大歓迎!という方もいらっしゃるでしょうね。来園前にテイクアウトするフードを選ぶとき、お友達や恋人、家族とそんな話をするのも楽しいかも…?
葛西駅であなただけのテイクアウトスポットを探してみてください!

今回は、リーズナブルな価格で利用できる飲食スポットをご紹介しました。友達と数人で楽しむ場合やデートなら「葛西臨海水族館」、小さなお子さんと一緒なら「ファミリーセンター東京ベーテル」、駅周辺なら「地下鉄道博物館」がオススメ。このほかにも、葛西駅から無料シャトルバスが運行している郊外の大型商業施設や、同じ沿線の浦安方面のスポットなど、ちょっと足を延ばすといろいろなテイクアウト飲食スポットが見つかりますよ。足を運んで、あなたのイチオシを見つけてくださいね!